熊本地震から丸2年。通常の生活に戻りつつある生活の中、必要な私の大切な感動をさせるもの。

熊本地震から丸2年を迎えようとしていた3日程前、熊本城では天守閣の象徴である2体の鯱の内の1体が納められました。
そして明くる日の4月14日。丁度2年前に1回目の熊本地震が起きたこの日は、生憎の雨でした。熊本の藤崎台県営野球場では、プロ野球の公式戦が開催される予定でしたが、開催されるには微妙な天候でした。
ソフトバンクホークスの大ファンである私は、テレビ中継で様子を見ていましたが、球場にはファンの方も大勢集まっており、テレビで見る限りは、試合が開催されそうな雰囲気でしたが、雨が激しく降り出し、芝には水が溜まっているような状況でした。
審判団も考えに考えた結果だと思います。試合直前に中止となりました。
その中止のアナウンスが球場内に伝えられた瞬間、現地にいらしていたファンの皆さんの悲鳴とも感じる、残念そうな声がテレビから聞こえてきました。
テレビ中継自体は、そのまま予定時間まで続いていましたので、私はそのままテレビの画面を見ていました。
すると、この日の始球式に呼ばれていた熊本県出身のタレントのコロッケさんが、雨の中球場に出て来られ、ファンの方からものまねリクエストを募り、色んな方のものまねをされ始めました。
テレビ中継での情報ですが、コロッケさんの方から「自分に何かできる事はありませんか?」と球団側に申し出があったそうです。
そんなコロッケさんの申し出が幸いしたのか、Twitter上では「今日は、藤崎台にコロッケショーを見に来ました。(笑)」とか、「選手に怪我でもあったらいかんしね!」などの前向きなつぶやきが多く、1年に1回しかない熊本での試合は、「コロッケショー」と化しましたが、そんなコロッケさんの機転のお陰で球場の雰囲気が悪くなる事はなく、ファンの方にもコロッケさんの心遣いが充分伝わっていた事が何よりも嬉しかったです。
そして、その次の日は鹿児島で試合が行われました。
この日は、昨日とうって変わっての晴天に恵まれました。
4月14日、15日に予定されていたこの2試合は、九州新幹線が開通した時から九州決戦と銘打れていた試合でした。
前日と同様に、私はこの日の試合もテレビ中継で観戦していましたが、相手チームの方が先取点を取った後は、相手の好守備に阻まれ、中々逆転することができず、一進一退の攻防を繰り広げていました。
しかし、試合も後半になり、8回裏で何とか相手チームに追い着きました。
そして9回表には、同点にも関わらず、守護神のサファテ投手がマウンドに上がりました。しかし、やはり慣れていない地方球場でのマウンドの投球という事もあってか、相手チームの攻撃が素晴らしかったのもありましたが、1点のビハインドになってしまいました。
ここの鹿児島の球場では、1年に1回試合が行われており、今の所ホークスは7連勝中だとテレビ中継では言っていました。この球場に残っていらっしゃるファンの方の為にも「頑張って!たった1点差だよ!」と思ったのは私だけではなかった筈です。
そして、それはグラウンドに立つ選手たちが一番思っていた事でしょう。
昨年までこの球場で良く打っていたという選手たちは、もう既に代走や守備交代で退いてしまっていましたが、この日まだヒットの出ていなかった選手が打席に立った時の事でした。鹿児島で高校時代を過ごしたという彼は、この日高校時代の監督が球場に応援に来られていたらしく、解説の方が「恩師の前で1本打ちたいでしょう」と言われた瞬間、相手チームのストッパーの投手から初球をヒットにし、出塁しました。
球場でもファンの方は大喜び。私もテレビの前に座って1人で球場のファンの方たちと合わせて、チャンステーマをメガホンと共に夢中になって歌っていました。
そして、「次の選手も長打があるんだけどな。」と思っていましたが、送りバントで確実に1点を取る作戦を選んだ様でした。
1アウトランナー2塁。ここで、今シーズンはまだ当たりのない柳田選手が登場しました。
この選手は、今シーズンから選手会長になった方なのですが、昨シーズン程まだ調子が上がってきていない状況でした。「ここら辺で1本出たらいいな。」と思ったその瞬間でした。
柳田選手の放ったボールが、ファンの待つバックスクリーンへ弧を描いて入っていきました。喜んでいるファンのバックに、夕陽が輝いているのがとても素敵な光景で、「こんなことで感動するかな?」と思いながらも目から涙がこみ上げてきました。
私もまだまだ若い人には負けんぞ!と思いました。ミュゼ 無料カウンセリング 内容

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